3月26日(日)、新潟市江南区の新潟ふれ愛プラザにて、パーキンソン病友の会「冬の大運動会」が行われました。今回で9回目の開催となり,友の会の会員、ご家族、医療スタッフをはじめ、本学の理学療法学科4年生8名と看護学科3名が学生ボランティアとして参加させて頂きました。私たち学生ボランティアは、会場の設営、会員の補助、競技の手伝い等を行いました。
競技は紅組・白組に分かれ、応援合戦から競技が始まりました。午前は団体戦として大玉送り、風船バレー、スプーンリレー、午後には個人戦で卓球、パターゴルフが行われました。その他にボッチャやフライングデスクも行われました。皆さんとても真剣に,楽しそうに競技をされており、会場全体が白熱して大変盛り上がりました。
私は一日ボランティアをさせていただいた中で驚いたことがありました。それは会員の皆さんは動作緩慢という病気の特徴があるにも関わらず、機敏な動きで競技を行っていたことです。私はパーキンソン病の方に会うのが初めてだったので,パーキンソン病のイメージが大きく変わり貴重な体験をさせていただきました。会員の皆さんの補助をすることは転倒し怪我を負わないか不安もありましたが、皆さん怪我なく無事運動会を終えることができました。また、会員の皆さんの元気な動き、声、笑顔で私たちも楽しくボランティアを行うことができました。
理学療法学科 4年 東城 菜都子