○ 第30回日本臨床スポーツ医学会学術集会参加報告(2018.11.16 ~ 11.17)

11月16日‐17日に横浜で開催された,第30回日本臨床スポーツ医学会学術集会にスポーツ医科学Lab教員4名(江玉先生,菊元先生,中村絵美先生,平林先生),バイオメカニクスLab教員1名(高林先生),大学院生2名(池津くん,金子くん),スポーツ医科学Lab学生8名(青瀬さん,小林さん,佐藤さん,清水くん,鈴木さん,松井さん,丸山さん,山崎さん)が発表を行ってきました.

本学会は,スポーツ医学に携わる医師からコメディカルまで幅広くの分野から最新の知見が発表される場となっております.学生も緊張しながらも自らの研究を発信することができ,有意義な経験となったと感じます.

以下が発表演題となります.

口述発表

・江玉先生:後下脛腓靭帯の形態学的特徴

・菊元先生:疲労課題における片脚着地時の下肢関節衝撃吸収量の変調

・平林先生:反復他動運動は拮抗筋に対する相反抑制機能が向上する

ポスター発表

・中村絵美先生:新潟県高校野球選手における障害把握と投球数との関連

・中村絵美先生:中学野球選手における障害既往の特徴―硬式と軟式の比較

・高林先生:膝関節角度と膝関節モーメントの変化が膝蓋大腿関節ストレスに及ぼす影響 

 ―ハーフスクワット動作を想定したシミュレーション解析―

・高林先生:大学女性アスリートにおける Cumberland Ankle Instability Tool とArch Height Index の競技別特性

・池津くん:肘尺側側副靭帯の前斜走線維の形態学的特徴

・金子くん:第5中足骨近位部に付着する組織の解剖学的特徴~付着領域の検討~

・青瀬さん:膝前十字靭帯再建術後における伸張性収縮の最大トルク値の検証

・小林さん:Triple Hop Test における下肢関節の衝撃吸収量の検証

・佐藤さん:一定の膝関節屈曲角度における持続伸張時の膝蓋腱長の変化について

・清水くん:肘尺側側副靭帯の後斜走線維の形態学的特徴

・鈴木さん:リスフラン靭帯・底側靭帯の形態学的特徴

・松井さん:女性サッカー選手における慢性足関節不安定症と coper の片脚着地動作中のCOP の違い

・丸山さん:月経周期における膝前方弛緩性と全身関節弛緩性の変化について

・山崎さん:月経周期における前距腓靭帯伸張率および全身関節弛緩性の関連性について

なお,少しだけ学会の様子を写真で紹介します.

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