伊藤渉助教(理学療法学科、スポーツ医科学Lab、アスリートサポート研究センター、運動機能医科学研究所)とスポーツ医科学Labの学生がJAPANサッカーカレッジの選手を対象としてジョーンズ骨折検診を実施しました。
ジョーンズ骨折は足の外側にある第五中足骨の疲労骨折で、サッカー選手に多くおこるけがです。ジョーンズ骨折になると手術が必要となることがほとんどでプレーを続けることができなくなってしまうため早期発見や予防が重要となります。
本学アスリートサポート研究センターのプロジェクトのひとつとしてジョーンズ骨折検診をおこなっていますが、今回は新潟でプレーするサッカー選手のジョーンズ骨折を防ぐため学外のチームであるJAPANサッカーカレッジの選手を対象に検診をおこないました。エコーをつかった骨の状態の確認のほか、ジョーンズ骨折につながる姿勢や柔軟性のチェックをおこないました。
<検診に参加した学生の感想>
今回、検診に参加するなかで、先生や先輩方の選手たちに対するコミュニケーションの取り方を実際に見ることができ今後の臨床実習などの活動に向けて良い勉強になりました。また、測定をおこなうなかで大学の授業で学んだことを活かすことができました。私はスポーツ障害の理学療法について興味があり、実際のスポーツ選手を対象とした活動はとても良い経験になりました。今後も今回の経験を活かし、スポーツ障害の理学療法について学び、卒業研究などに活かしていきたいと思います。
スポーツ医科学Lab3年藤田健慎
なお,ジョーンズ骨折検診の時の様子を写真で紹介いたします.