11月13日から12月6日にオンラインで開催されている,第32回日本臨床スポーツ医学会学術集会にて,スポーツ医科学Lab教員3名(江玉睦明教授,横田裕丈助教,関根千恵助教),バイオメカニクスLab教員1名(菊元孝則講師),スポーツ医科学Lab大学院生1名(丸山紗永さん),スポーツ医科学Lab学部生5名(内山祈さん,西須一紗さん,坪野啓さん,林はるなさん,山本勘太さん)が発表を行いました.
本学会は,スポーツ医学に携わる臨床医,コメディカル,研究者が集まり,臨床スポーツ医学領域における最新の知見が発表される場となっております.学部生にとっては,初めての学会発表であり,大変有意義な経験となりました.
以下が発表演題となります.
オンデマンド配信による発表
・江玉先生:肘尺側側副靭帯横走線維束の肘外反制動機能
・菊元先生:バスケットボール選手の足関節靭帯再損傷と荷重位での足関節可動域との関連性
・横田先生:経皮的迷走神経刺激が心拍数に及ぼす影響-周波数特異性の検討-
・関根先生:大学陸上短距離選手における仙腸関節障害の頻度調査
・丸山さん:月経周期異常を有する女性における関節弛緩性の変化
・内山さん:後脛骨筋付着部位のバリエーション
・西須さん:ジャンプヘディングシュート動作における体幹筋活動解析
・坪野さん:手指屈筋群の収縮強度の違いが肘外反制動機能に及ぼす影響
・林さん:質量予測不一致による重量物挙上動作時の体幹筋活動解析
・山本さん:陸上男子短距離選手の体幹筋筋厚と筋輝度:腰痛既往の有無による比較
今回発表を行った学部生
学部生 西須さんからのコメント
この度,第32回日本臨床スポーツ医学会学術集会でオンデマンド配信にて研究成果を発表させていただきました.ジャンプヘディングシュート動作における体幹筋活動解析について,体幹のセッションで発表しました.私自身がサッカーを続けてきた中で疑問に思っていた点を卒業研究で調査し,学会で発表することができ,大変嬉しく思います.また,多くの先生方の発表を聞き,アスリートの外傷・障害の治療や再発予防など,スポーツ医学に関する最新の知見に触れることができました.臨床に出てからも研究を続け,得られた知識を患者様に還元できるよう頑張りたいと思います.