令和4年2月5日(土)に,理学療法学科の犬飼康人准教授がセンター長を務める脳卒中リハビリテーション研究センター主催のオンラインセミナー【運動麻痺・痙縮の改善を目的とした脳卒中患者に対する電気刺激療法(基礎編)】が開催されました.
犬飼康人准教授(理学療法学科),齊藤 慧講師(理学療法学科),小島 翔講師(理学療法学科)の3名が講師を務め,本学の学部生・大学院生や卒業生,そして全国各地の医療従事者(理学療法士・作業療法士など)の方々が参加されました.
セミナー終了時には,講義内容に関する質問だけでなく,普段の臨床現場での悩み・疑問点なども含めた活発な質疑応答も行われました.
今後,脳卒中リハビリテーション研究センターが開催するセミナーに関する情報は,LINE公式アカウント内で発信していきます.是非,LINE公式アカウントの登録をお願いします.
【LINE公式アカウント】
https://lin.ee/S22F1IH
犬飼准教授のコメント:
脳卒中リハビリテーション研究センターは,脳卒中リハビリテーションに関する研究を行うこと,積極的に卒後教育を行うことを目的として設立された,本学のプロジェクト研究センターです.
新型コロナウイルス感染症(COVID‑19)の影響もあり,以前のような卒後教育を行うことが難しい状況が続いていますが,この期間に私たちにとってオンライン学習という新たな学びのかたちは身近なものになりました.
身近な学びのかたちとなったオンラインセミナーを継続して開催していくことで,脳卒中リハビリテーションに関わる方々の卒後教育に貢献していきたいと思います.
セミナー参加者の声:
赤塚 菜穂 先生(千葉大学医学部附属病院:理学療法学科15期生)
基礎的な知識から最新の知見まで、明日から臨床に活かせる貴重な内容ばかりでした。研究家であり臨床家でもある先生方の生の声を家にいながら聴講できる、とても有意義なセミナーでした.
セミナー終了後に実施したアンケートへの回答(一部抜粋)
● 本当にわかりやすくて,さっそく実践してみようという気持ちになりました.
● エビデンスの紹介と実臨床への応用方法を提示していただき,大変参考になりました.
● 電気刺激療法を実施する際に機器の設定を迷うことが多かったので,大変勉強になりました.
● 電気刺激の臨床使用について具体例を用いて効果をご説明していただいたため,大変参考になりました.
● 運動麻痺と痙縮に対する電気刺激の活用方法,細かなパラメータ設定まで知ることができました.普段から「これで良いのかな」と悩みを抱えていたので大変勉強になりました.