2022年4月7日(木)本学GA棟403解剖学実習室にて自然人類学研究所開所式が、本学関係者並びにマスコミ5社参列のもと行われました。本研究所は2022年1月1日に本学に設置された研究所です。
自然人類学は、「生物としてのヒト」を総合的に研究する学問で、ヒトとは何かを科学的に偏りなく理解し、実証的で妥当性のある人間観を確立することを目標としています。
本研究所では、骨学を中心とした人類学の研究を推進するとともに警察や地方自治体等と連携して、法医鑑定 や遺跡出土人骨鑑定を積極的に受託します。加えて、高等教育機関において解剖学や運動学を担当することができる人材の養成に努めます。これらを通して、研究だけでなく社会に貢献することも目的とします。
開所式は、本学の西澤正豊学長、大西秀明研究担当副学長の挨拶に引き続き、初代研究所所長の奈良貴史より研究所の設立背景、所員の紹介がありました。理学療法学科の教員奈良貴史・澤田純明・萩原康雄・佐伯文子・佐宗亞衣子が研究所の研究員です。