山田勇輝くん(修士課程2年,スポーツ医科学Lab)は2年前に『トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム』に採用されましたが,コロナウイルス感染症のため留学を延期していました.ようやく留学先であるオーストラリアが留学生の入国を認めたため,先日オーストラリアへ飛び立ちました!!
本学からのトビタテ!奨学生の採用は初めてのことで,また,新潟県内の私立大学全体でも初採用となります.
これからの活躍に期待しています!
トビタテ!留学JAPANとは
文部科学省は、意欲と能力ある全ての日本の若者が、海外留学に自ら一歩を踏み出す機運を醸成することを目的として、2013年10月より留学促進キャンペーン「トビタテ!留学JAPAN」を開始しました。政府だけでなく、社会総掛かりで取り組むことにより大きな効果が得られるものと考え、各分野で活躍されている方々や民間企業からの御支援や御寄附などにより、官民協働で「グローバル人材育成コミュティ」を形成し、❝産業界を中心に社会で求められる人材❞、❝世界で、又は世界を視野に入れて活躍できる人材❞を育成する助成事業です。
山田勇輝くんからのコメント:
2年前にトビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム12期生に採用いただき,この4月よりオーストラリアで留学をスタートしております(2022/4~2023/1).オーストラリアは,理学療法の認知度,社会的地位が非常に高く,筋骨格系およびスポーツの分野に優れていることから,留学先として選びました.
トビタテ留学の目的は,語学力の向上,進学に必要な単位の取得とし(現在,シドニーで語学コースをスタート),併せて,実践活動として現地の理学療法を学んできます.単位の取得は西オーストラリア大学で実施し,実践活動は,クリニックやスポーツチームに帯同し,アルバイトとして実施する予定です.PTがドクターを介さずに一から患者さんを診療するシステムや,スポーツ分野で活躍するPTが多い点など,日本で学べないことを吸収してきます.
今回の留学は,次のキャリアに繋げるためのものです.博士コースに進んでオーストラリアのライセンスを取得するのか,ライセンスを書き換えられる国で働くのか,いろいろな選択肢を増やしながら,それらを実現可能にするための準備期間としたいと思います.
やらなければいけないこと,やりたいこと,一日も無駄にしないように取り組んできます.