研究プロジェクト演習(UROP)は全学科の選択科目であり,興味のある研究領域に精通する教員を自ら選択し,研究方法について学び,取り組んでいく科目です.履修した学生は,その分野の専門家である教員のもとで,最新のトピックスや研究手法について学ぶことができます.能動的に学ぶ姿勢が求められ,高度な研究能力を養うことができる科目です.
今回はUROPを履修し,高林先生(バイオメカニクスLab)の指導を受けている西口ほのかさん(理学療法学科3年生,バイオメカニクスLab)にインタビューを行いました.
Q1:UROPを履修しようと思ったきっかけは何かありましたか?
西口さんからのコメント:
2年前期に理学療法課題演習を履修し、研究の方法や興味のある分野に関する様々なことを教えていただき、研究に対する興味がさらに大きくなりました。UROPを履修して研究を行い、知識を増やし卒業研究に繋げていきたいと思ったからです。
Q2:どんな研究を行っていますか?
西口さんからのコメント:
2年前期で履修した理学療法課題演習では、ランニング時に足部接地パターンを変えて腓腹筋筋活動にどのような違いが見られるのかを研究し、前足部接地で腓腹筋筋活動が高くなることを知りました(図)。また、この研究内容を2年後期に学会で発表することができました。3年前期のUROPでも足部接地接地パターンに関する研究を行い、アキレス腱張力の違いについて研究を行っています。
Q3:これからの意気込みを教えてください.
西口さんからのコメント:
3年生、4年生で学会発表を行いたいです。学んだことを生かしていけるように高い目標を持って頑張ります。
高林先生からのコメント:
西口さんは2年生前期から理学療法課題演習も履修し,ランニングの足部接地パターンに関する研究を行っていました.早い時期から研究に興味を持ってくれて,わたしも嬉しいです.2年生で授業も忙しいなか,その研究成果を学会でも発表してくれて,素晴らしい快挙だと思っています.さらに研究に興味を持ち,UROPを履修してくれているので,その興味に答えれるように私もがんばっていきます!
本学の理学療法学科には,様々な研究領域に精通している先生方が多くいらっしゃいます.もし研究に興味がある学生がいれば,ぜひ色々と質問してみてください!