7月11日(土)に,理学療法学科の犬飼康人准教授がセンター長を務める脳卒中リハビリテーション研究センター主催のオンラインセミナー【脳卒中リハビリテーションにおける画像評価の基礎と臨床応用】が開催されました.今回のセミナーにも全国各地からリハビリテーション関連業種(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)の方々に数多く参加して頂きました.
本学理学療法学科に所属する学部生は,希望すれば脳卒中リハビリテーション研究センター主催のセミナーに参加し,通常の授業に加えてさらにレベルの高い教育を受けることが出来ます.今回のセミナーに関しても学習意欲が高く勉強熱心な学部生達が,現場で働かれている先生方と一緒に受講しました.
脳卒中リハビリテーション研究センターでは,今後も脳卒中関連のオンラインセミナーを開催していきます.セミナーに関する情報は,LINE公式アカウント内で発信していきます.ご興味のある人は,この機会に是非登録をお願いします.
セミナーに参加した学生の声:
千代 初音さん(理学療法学科3年生:神経生理Lab)
今回セミナーを受講したきっかけは,本学の学生であれば理学療法士の先生方が参加されるセミナーに無料で参加できるということで大変良い機会だと思ったからです.
今回のセミナーは脳画像の基礎と臨床応用に関する内容でしたが,今まで授業で習ってきた内容よりも深い内容も含まれており,さらに知識の幅を広げることができました.また,今まで習得してきた知識を活かし,先生方の講義をなんとか理解することが出来たことは自信に繋がったとともに,普段の授業がいかに大切かということを再認識する機会となりました.さらに,質疑応答では学生の私にはなかった視点からの質問内容も多くあり,とても良い刺激となりました.
全体を通して,堅すぎない雰囲気で,今後に役立つことを沢山得ることができた有意義なセミナーでした.受講して良かったです.
鈴木 敦大さん(理学療法学科4年生:神経生理Lab)
学生時代の今のうちに,もっと知識を増やして理学療法士になりたいと思い今回セミナーに参加しました.今回のセミナーでは脳画像の理解に欠かすことのできない基礎的な知識から,実際の臨床現場で脳画像を活用した事例まで幅広く講義をして頂き,脳卒中リハビリテーションにおける脳画像を理解する重要性を再認識することができました.これからも本学の恵まれた学習環境を積極的に利用して,少しでも多くの知識を学んでいきたいと思います.
セミナー終了後に実施したアンケートへの回答(一部抜粋)
・脳画像の見方から臨床的な意義までお話を伺うことができ、とても勉強になりました。
・改めて,脳画像の基礎を確認することができた.また,臨床的活用の大切さを再確認できた.
・基礎的な内容から臨床での脳画像の活用方法まで知ることが出来ました。
・脳画像の見方、評価方法などの基礎知識から実際に臨床での応用として症例を踏まえた考え方、解釈、それに対する治療例を分かりやすく学ぶことができました。
・脳画像の診方から始め、脳画像をみる意義や実際での臨床推論など自分が知らなかった知識を学習できたとともに、先生方の考え方や研究から得られた様々な知見なども聞かせていただき、大変興味深く充実したセミナーとなりました。