3月6日（月）から3月10日（金）まで，1週間を通して連携総合ゼミが開催され，各学科の学生合計150名弱が受講しました．連携総合ゼミでは，教員が提示した事例（例えば，特定の病気の方）に対して各学科の学生が，その方の要望に応えるためにそれぞれの専門的な知識を活かして，様々な方向からの支援策を作成していきます．これはまさに医療現場でも行われている「チームアプローチ」です．理学療法学科の学生たちも，チームアプローチの一部として，自分たちにできることを確認しながら，ひとつの事例に対する支援策を考えていきました．

この連携総合ゼミは，保健・医療・福祉・スポーツの総合大学である新潟医療福祉大学のメリットを最大限に活かして，学部・学科の枠を超えて「チームアプローチ」や「多職種連携」を実践的に学ぶことができます．このような総合大学は全国的にも限られた数しかないため，非常に貴重な学びの体験ができることが特徴です．

実際のゼミの様子をご紹介します．

様々な学科から学生が集まり，約10名弱でひとつのゼミとなるので，初対面の学生が多くなります．そのため，まずは自己紹介から始めます．

その後，教員から事例の提示があり，事例の方の要望や問題点を整理して，専門性を活かした支援策をディスカッションしていきます．ディスカッションを通して，他の職種に対する理解を深め，またチーム内で自分の意見を述べる練習，ディスカッションをまとめるリーダーシップも学んでいきます．

最終的に，スライドにまとめて，事例に対する支援策や学んだことを各発表していきます．

連携総合ゼミを通して学んだ，それぞれの専門職の社会的な役割やディスカッションにおける協調性，リーダーシップを将来に役立ててくれることを期待しています．

新潟医療福祉大学では3/18（土）～3/26（日）の期間でオープンキャンパスを開催します．3/26（日）は来場型オープンキャンパスになりますので，保健・医療・福祉・スポーツの総合大学としての本学の特徴を直接体験していただけると思います．詳細は下記URLをご確認ください．ご来場をお待ちしております．

3/18(土)～26(日) WEB型オープンキャンパス、3/26(日) 来場型オープンキャンパス | 新潟医療福祉大学 (nuhw.ac.jp)