理学療法学科4年生の本山雅大さん,茂利勇輝さん,中嶋祐太さんの3名が救命に助力し,本学の西澤正豊学長より顕彰されました.
左から、椿淳裕先生(理学療法学科長)、本山雅大さん、茂利勇輝さん、中嶋祐太さん、相馬俊雄先生、西澤正豊学長
顕彰とは,「功績などを世間に知らせ、表彰すること」という意味です.本山雅大さん,茂利勇輝さん,中嶋祐太さんの3名は2023年2月18日(土)に東京都練馬区の路上でご高齢の方がうずくまっているのを見つけ,体調を心配して声をかけて自宅までお送りしました.自宅到着後も教員の相馬俊雄先生から電話で指示を仰ぎながら体調を確認し,適切な対応をとったことで,その功績が認められました.
なぜ,新潟の学生3名が東京都練馬区にいたかというと,翌日の2月19日(日)に行われる理学療法士免許の国家試験受験のため,東京の受験会場に周辺に前泊していたためです.土地勘のない中で,見ず知らずの方にお声かけするのはとても勇気が必要だったと思います.
理学療法学科で4年間病気や怪我について学んだことや,臨床実習での現場経験を活かして,体調の優れない方にお声掛けし,お役に立てたことは本当に素晴らしく,教員一同誇りに思います.卒業後も,理学療法士として活躍していってくれることを祈っています.