先日行われた女子サッカー部の筋力測定の様子を紹介します．
女子サッカー部は昨年末もインカレ出場を果たし，今年もプロ選手を輩出する大学の強化指定クラブのひとつです．2月から新シーズンの練習が開始となり，それに合わせて理学療法学科の教員によるシーズン初めの筋力測定が行われました．
筋力測定にはBiodexという機械を使用します．怪我をして，病院などでこの機械で筋力を測定したことがある方もいるのではないでしょうか？まずは機械のセッティングをして，その個人にあった位置に座面や膝の位置を合わせていきます．身体がたくさんのベルトで固定されていますが，しっかりと固定しないと全力で力を入れたときに身体が動いてしまい，適切な筋力測定ができなくなってしまいます．
セッティングが完了したら，いよいよ筋力測定です．
今回の筋力測定は膝を伸ばす力と曲げる力の測定なので，選手は全力で伸ばして，曲げてを繰り返します．選手が全力で力を入れている際，測定している教員も全力で声を出して選手を応援します．むしろ煽りといってもいいくらいです．静かな環境では選手も力が出しにくいので，ひたすら選手を煽って力を出させます．
このデータは，シーズン中のトレーニング強度を決めるためや筋力と怪我との関係を分析するために重要なデータとなります．このように科学的に選手の筋力を検証し，チーム力向上に役立てていっています．
Biodexによる筋力測定はオープンキャンパスでも体験可能なので，興味のある方は是非オープンキャンパスにお越しいただき，体験してみてください．
