【理学療法学科の学生のクラブ・サークル活動紹介！ 男子サッカー部トレーナー】
理学療法学科の学生がこんなクラブ・サークル活動をしながら大学生活を送っているんだ，ということを紹介しているシリーズの第3回です．今回は，本学強化指定クラブの男子サッカー部でトレーナーをしている理学療法学科4年生の森山華帆さんにお話しを聞いて参りました．ちなみに男子サッカー部は2022年度全日本大学サッカー選手権（インカレ）で準優勝を果たしております！
---「まずは，今年1月1日に行われた全日本大学サッカー選手権（インカレ）で準優勝おめでとうございます．トレーナーとして，どのような気持ちでしたか？」
選手をサポートする立場として、とても嬉しかったです。インカレの期間に私ができたことはほとんどないですが、日々サポートに携わってきたことが少しでも役に立っていれば良いなと思っていました。国立競技場で試合を観戦していましたが迫力ある選手たちのプレー、応援席の選手達の応援でチームが一つになっているように感じました。そんな良いチームに携わっているスタッフの一員として改めてチームのサポートを頑張ろうと思いました。
---「森山さんが男子サッカー部に入部し，トレーナー活動を始めたきっかけや，どのように活動を始めたのか（誰かの伝手で部に連絡したとか，見学に行って相談したなど）を教えてください．」
まず、私がサッカーをしていた際にお世話になった理学療法士の方に憧れたのが理学療法士を目指したきっかけです。怪我のケアや治療だけでなく、メンタル面のケア、ピラティスの指導などでサポートをしていただいていました。自身の手と言葉でスポーツをする人を支えることができるところに魅力を感じました。理学療法士は病院やスポーツ現場だけでなく様々な現場で活躍することができますが、私が理学療法士を目指したきっかけがサッカーだったので、大学で学びながらサッカーに繋げてサポートしたいと思ったのがトレーナー活動を始めたきっかけです。
---「森山さんが普段活動している場所や時間，頻度などを教えてください．」
普段は新潟聖籠スポーツセンターアルビレッジで活動しています。主な活動時間は平日であれば15:00-19:00前後です。授業や試験が多く、実習も長期間であるため練習に参加できない期間が多いですが、限られた時間の中で少しでも選手のサポートをすることを意識して取り組んでいます。
---「活動内容としては，どのようなことをしているのですか？」
理学療法分野に関することだけでなく練習前後の準備片付けの手伝いなど、様々な面からサポートさせていただいています。練習中は目視で選手たちの動作観察、分析をして動作に異常があればその原因を考えています。練習後には、授業で学んだ知識を生かしながら選手のケア、治療を行っています。自分で解決できなかった場合は練習時間外にも選手と平林先生の元へ行き、先生と原因を考えることもあります。平林先生からは評価の手順や、身体の部分、症状ごとのケアを学んでいます。また、健康スポーツ学科の学生トレーナーの方の考え方やケアの仕方からも学ぶことが多いので活動の全てが非常に貴重な経験です。
---「理学療法の勉強をしながら強化指定部に所属し，活動していくのは大変な部分もあると思いますが，いかがですか？」
正直この4年間、授業は難しく、実習や試験も多く大変なことが多かったです。ですが、私の中では部活動がモチベーションでもあります。少しでも練習に参加したいので試験勉強を早くから取り組み、勉強の時間を確保するために時間の使い方を工夫しました。本業は勉強であるので勉強が疎かにならないように、試験期間や実習中には勉強に時間をかけました。再試験などになると練習に参加する時間が余計に減るのでしっかり部活動を休む期間も作って両立しています。練習では、授業で学んだことも存分に発揮することができ、学んだことをアウトプットする場でもあると思います。授業で学んだこと以外にも多くのことを学び、経験することができるので大変ながらもトレーナーとして活動できていることに感謝して精一杯取り組んでいます。
---「森山さん，ありがとうございました．部活との両立素晴らしいですね！授業とは違う生のスポーツ現場では学べることはとても多いのではないかと思います．この経験を今後，理学療法士として活かしていってもらえたらと思います．」
新潟医療福祉大学では6月4日（日）に来場型オープンキャンパスを開催します．理学療法学科でも様々なプログラムを企画しておりますので，是非ご来場ください！！
詳しくは下記をご参照ください！
