次世代デジタルリハビリテーション研究センターは,大鶴 直史教授(理学療法学科:神経生理Lab所属)がセンター長を務める本学のプロジェクト研究センターの1つです.
近年,リハビリテーション分野において科学技術の発達は著しく,特にVR(Virtual reality:仮想現実)、AR(Augmented reality:拡張現実)を中心としたデジタル技術はさまざまな分野で臨床応用されています.
先日は,メンバーの1人である原 正之准教授(埼玉大学 理工学研究科 戦略的研究部門)と原先生の研究室に所属しているメンバーと、VRを用いた姿勢制御に関わる研究の動作確認を行いました。没入感の高いVRにおいて、ある刺激を行うと著明にバランスが崩れ、「おー!グラグラする!」など、その応用性に期待が高まりました!
また、Institute of Psychology Polish Academy of Sciences(ポーランド)のAssistant professorであるJustyna Swidrak先生にお越し頂き「Virtual embodiment in fibromyalgia」というテーマでトークしてもらい、議論も白熱しました!
本学理学療法学科 神経生理Labに所属する学部生や大学院生は,大鶴教授の指導のもとVRをはじめとした新たなデバイスの研究開発に携わることが可能です.VR以外でも多様な専門性を有した11名もの教員が在籍しており、脳機能計測および脳刺激技術を用いた多くの研究テーマがあります。興味のある人は,神経生理LabのHPをチェック!大学院生も随時募集しています!
https://www.nuhw-pt.jp/neurophysiology-lab/
大鶴教授からのコメント
毎回のことながら、原先生の研究室の方々の技術の高さには驚かされます!Justyna先生のトークは、学生に大いに刺激を与えてくれました!今後は、共同研究を進めていく予定です。国内外含めて、多くの分野の先生とコミュニケーションをとれる環境を整え、学生にとって多くの経験が得られるセンターにしていきたいです。
Justyna先生による興味深いトーク!院生も非常に影響を受けたようでした。
次世代デジタルリハビリテーション研究センターでは、国内外の工学関連など多分野の研究者や学生が交流できる場を目指しています!
新潟医療福祉大学では7月9日(日)に来場型オープンキャンパスを開催します.理学療法学科では様々な体験ができるプログラムを用意しておりますので,是非ご来場ください!!
詳しくは下記をご参照ください!