10月5日(木)と6日(金)の2日間で,2023年度卒業研究発表会が開催され,118名の学生が各専門分野で学び,研究を行った内容を発表をしました.
本学科は,3年次から学生が希望するLabに所属し,各領域に特化した最新の知識や技術,論理的な思考を学び,高度な研究を行うことができます.その集大成として卒業研究を行い,成果を発表するのが卒業研究発表会です.
卒業研究発表会では,学生たちが座長やタイムキーパーを交代で担当し,自主性をもって会を運営していきます.また,発表内容に関して疑問を持ったことに学生同士が質問しあうことで,お互いの知識をさらに深めていきます.
また本学科には,卒業研究で優れた取り組みを行った学生に対して表彰する制度があります.本年度は8名の学生がエントリーし,発表内容や質疑応答,面接の結果,以下の学生が最優秀賞と優秀賞を授賞しました.
最優秀賞:鵜川遥さん 「骨格筋除神経モデルに対して局所温熱刺激が与える影響」
素晴らしい研究ばかりの中,このような賞を頂き誠にありがとうございます。多くの同級生や先生方から温かいお言葉を頂き非常に励みになりました.最後にこれまで実験を直接指導して下さった先生・先輩方,厳しいお言葉を頂き辛いこともありましたがみなさんのおかげで成長できたと思います.ご指導頂きありがとうございました.
優秀賞:田中希弥さん「地域在住中高齢者における骨格筋量指標Sonographic Thigh Adjustment Ratio(STAR)の妥当性検証」
これまで、日本の高齢化に貢献したいという思いのもと日々研究に励んでまいりました。研究では、思うような結果が得られなかったことや単調な作業を繰り返すことも多々ありましたが、諦めずに最後まで続けることで、大きな達成感を得ることができました。
ご指導くださった先生方、共に研究を支えてくれた仲間に深く御礼申し上げます。
賞を頂いたことを励みに、今後も精進して参ります。
優秀賞:原卓也さん「新たなサルコペニア骨格筋量指標の開発を目的とした母指球筋indexの提案とカットオフ値の算出」
私は、新潟県内の地域住民の方を対象に研究を行いました。トキめき会にご協力いただいた皆様に心より感謝申し上げます。
研究内容に関しましては、指導教員と何度も話し合いを重ね、よりよい発表となるよう準備して参りました。先生の熱心なご指導のもと、優秀賞を受賞することができ、大変嬉しく思います。引き続き精進していき、社会に貢献できるよう取り組んでいく所存です。