田宮創助教(理学療法学科,運動生理Lab,運動機能医科学研究所)らの研究論文が,国際誌に採択されました!

田宮創助教(理学療法学科,運動生理Lab,運動機能医科学研究所)らの研究論文が,国際誌『Cureus』に採択されました!

【研究の概要】

ベルト電極式骨格筋電気刺激 (B-SES)は,運動療法が困難な人に処方される治療法で,筋力,運動耐容能,糖代謝を改善します.しかし,B-SESが中枢および下肢動脈の血行動態に及ぼす影響については明らかにされていません. そこで本研究では,健康な若年男性を対象に,B-SESの中枢および下肢導管動脈に対する急性効果を比較しました. 本研究の結果から,健康な若年男性におけるB-SESは,心拍出量を増加させ、下肢動脈における平均血流量を改善することが示されました.

 
学科について - 新潟医療福祉大学 理学療法学科

【研究者からのコメント】

ベルト電極式骨格筋電気刺激を使用することで,下肢動脈の血流量を改善する可能性があります.これは新たな理学療法として応用できることを示唆しています. これからも循環器領域における理学療法に寄与できる研究を発信していきます.

 

研究の詳細は以下からご覧ください!

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC11194163/

 
  
原著論文情報
  

Hajime Tamiya, Hina Kawashiri, Toshiaki Miyamoto, and Atsuhiro Tsubaki. Acute Effects of Skeletal Muscle Electrical Stimulation on Central and Lower Extremity Hemodynamics. Cureus. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC11194163/.