第11回日本予防理学療法学会学術大会 参加報告

第11回日本予防理学療法学会学術大会が宮城県の仙台大学で開催され,運動生理ラボ4年生の古澤芽依さんと船山結衣さんが口述発表を行いました.

また,教員の井上がシンポジウム「人生100年時代のライフコースを支えるリハ栄養最前線 〜運動・口腔・栄養管理の三位一体アプローチ〜」の座長を務めました.

今年の日本予防理学療法学会学術大会は,“人生100年時代に向けた健康づくりの実践”を大会テーマに,健康に生活できる期間をいかにして延ばすのか,疾病や障害の発症・再発予防について様々な討論が交わされました.

 

学部4年 古澤芽依さんのコメント
今回,初めて学会発表という貴重な経験をさせていただきました.学部生のうちから学会という舞台に立てたのは,井上達朗先生,小林壮太先生をはじめ,いつも熱くご指導をしてくださった先生方,社会人院生の皆様,運動生理Labの仲間のおかげです.本当にありがとうございました.
本研究は,新しい骨格筋量指標を開発することを目的としました.骨格筋量は健康寿命の延伸に非常に需要であり,早期に同定することが大切であると考えております.臨床で応用できる骨格筋量指標となるよう今後も研究を進めてまいります.

 


学部4年 船山結衣さんのコメント
今回,学会で発表をさせていただき,大変貴重な機会を頂きました.井上先生をはじめとした先生方の手厚い指導のお陰で今回学会で発表することができました.

本研究では視力とサルコペニア指標である歩行速度の低下との関連があることを示し,視力についての知識を深めるとともに視力と歩行速度低下について考える良い機会となりました.今後も,臨床現場で働く際には,問題に直面することが多々あると思いますが,精いっぱい努めてまいります!