臨床徒手理学療法コース
臨床で働く理学療法士には,基本的な知識から実践的なコミュニケーション技術まで,様々な能力が求められます.その中でも,直接患者さんに触れて治療を行う上で,徒手的な技術は理学療法士にとって非常に重要なものになります.「臨床徒手理学療法コース」は,運動器疾患やスポーツ障害に対する「徒手療法」の理論とその実践技術の習得をめざすコースです.運動器疾患に関連する骨関節・神経・筋膜の評価とそれに基づく徒手療法の選択,および痛みの調整などの一連の過程について、最新の知見と事例・症例の統合を通じて,より高度な理学療法が遂行できる能力を育成します.
履修要件・カリキュラム構成
科目群・授業科目 | 履修年次 | 単位数 | 備考 | ||||
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必修 | 選択 | ||||||
修士課程共通科目 | 1, 2 | 4 | 2科目4単位 以上選択必修 |
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所属分野の特論科目・演習科目, 修士課程共通科目,他分野の特論科目 |
1, 2 | 4 | 4単位以上 選択必修 |
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分野専門科目 | 応用機能解剖学特論 | 1 | 2 | ||||
疼痛管理特論 | 1 | 2 | |||||
臨床的推論演習 | 1 | 4 | |||||
徒手理学療法技術演習 | 1 | 4 | |||||
徒手理学療法実習Ⅰ | 1 | 2 | |||||
徒手理学療法実習Ⅱ | 2 | 4 | |||||
課題研究 | 2 | 4 | |||||
履修単位合計 | 22 | 8 | 計30単位 |
コースの特徴
本コースは,臨床的な実践技術の習得を目的としたコースです.そのため,1年次には運動器疾患やスポーツ障害のリハビリテーションに不可欠な機能解剖学や疼痛に関する知識を学ぶとともに,臨床に必要な論理的な思考過程である臨床推論能力を高めていきます.そのうえで,演習授業を通して実際の徒手的な評価方法や治療方法を習得します.それらの知識,技術を持って,徒手理学療法実習Ⅰ・Ⅱでは,実際の臨床現場や本学の強化部の選手を対象とした実践的な実習を行い臨床能力の向上を目指します.
指導教員が習得している徒手療法の技術も様々であり,ひとつの徒手療法の手技に偏らず,様々な場面でその状況にあった手技を選択できるに,多くの評価,治療の引き出しを習得できるのも本コースの特徴の一つです.
教員紹介
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佐藤 成登志
義肢装具自立支援学科 教授
理学療法士
The Japanese Society of Myotuning Approach 理事・北陸ブロック長・認定インストラクター -
神田 賢
義肢装具自立支援学科 講師
理学療法士
Folsom Physical Therapy Orthopedic Manual Therapy Educational System / Kaltenborn-Evjenth OMT -
横田 裕丈
理学療法学科 講師
理学療法士
Certified Functional Manual Therapist / Institute of Physical Art -
阿久澤 弘
スポーツ庁 スポーツ競技課
理学療法士
Orthopaedic Manipulative Physical Therapist / Maitland Concept -
市川 繫之
国際PNF協会認定シニアインストラクター -
高田 洋平
Board Certified Orthopeadic Clinical Specialist / Board Certified Sports Clinical Specialist / Certified Functional Manual Therapist / Postural Restoration Certified / Certification in Advanced Orthopedic Physical Therapist / Certified Strength and Conditioning Specialist -
藤井 義信
Certified Functional Manual Therapist (CFMT) / Orthopedic Certified Specialist -
江戸川 英明
理学療法士
APA Titled Muscukoskeletal Physiotherapis