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人類学・解剖学ラボについて

本Labでは、理学療法に必須である解剖学の知識をより深く習得することを目標としています。
具体的には、遺跡から出土した人骨を対象とした研究や、ヒトそれぞれのつくりの違いの調査、動物との比較をすることで、ヒトの体のさまざまな違いがなぜ作られ、その背景に何があるのか、ということを探求しています。

本Labでは、理学療法に必須である解剖学の知識をより深く習得することを目標としています。
具体的には、遺跡から出土した古人骨を対象とした研究や、ヒトの身体構造の個体差の調査や動物との比較検討を行うことで、ヒトの身体構造の多様性やその背景に何があるのか、ということを探求しています。

人類学・解剖学ラボの紹介です

人骨の観察・計測方法の指導風景
POINT

人骨の観察・計測方法の指導風景

ヒトの骨からは、性別、年齢、身長、その人が生きた時代、当時の食生活、複数の人骨の家族関係など多くの情報を知ることが出来ます。そのような情報を知るためには、骨の形が性別や年齢によってどのような違いを示すのかを学ぶ必要があります。
本Labでは本学所蔵の数百体にのぼる人骨を対象に、人骨からどのようにしてさまざまな情報を得るのかを学びます。

出土人骨の復元
POINT

出土人骨の復元

遺跡から出土した人骨は長い年月を経るなかで破損したり、土で汚れてしまっていたりするため、そのままでは研究に用いることが出来ません。
そのため、出土した人骨はクリーニングの後、立体パズルのように組み立てることで元の姿を取り戻し、研究に用いることが可能になります。

骨学のグループ学習風景
POINT

骨学のグループ学習風景

骨学はヒトの構造を理解するために必須の学問であり、理学療法士になるためにはヒトの体に200個以上ある骨を全て覚える必要があります。また、模型ではなく本物の人骨を用いて学ぶことで、骨が人それぞれでどのように多様なかたちを示すのかを理解することができます。
本Labの学生は多くの本物の人骨に触れ、ヒトの骨の多様性を学ぶなかで各々の研究テーマを選択し、卒業研究を行ってゆきます。

人類学・解剖学ラボの最新情報です

教員の紹介

奈良 貴史

奈良 貴史

担当科目:解剖学、解剖学実習 専門分野:自然人類学、解剖学 研究領域:人類進化学、骨学

澤田 純明

澤田 純明

担当科目:解剖学Ⅱ、解剖学実習Ⅰ、解剖学実習Ⅱ、解剖学、解剖学実習、人体の構造と機能Ⅰ 専門分野:人類学、解剖学、考古動物学 研究領域:過去の人々の生活環境と生活史の解明、日本列島の更新世人類の探索

萩原 康雄

萩原 康雄

担当科目:機能解剖学、応用肉眼解剖学実習、学解剖学実習Ⅰ、解剖学実習Ⅱ、臨床実習Ⅰ 専門分野:自然人類学 研究領域:形態学的分析による過去の集団の活動習慣の復元

佐宗 亜衣子

佐宗 亜衣子

担当科目:人体の構造と機能Ⅰ、解剖学、解剖学実習Ⅰ・Ⅱ 専門分野:自然人類学、骨考古学 研究領域:形態学および古病理学的分析による過去の人々の生活復元、形態的分析に基づいた現代日本人集団の成り立ちの研究

佐伯 史子

佐伯 史子

担当科目:解剖学実習Ⅰ、解剖学実習Ⅱ、解剖学実習 専門分野:形質人類学 研究領域:断片化した古人骨の形態復元に基づく人類学研究、古病理学的分析による過去の人々の生活環境の解明

業績の紹介